艦(隊模型)これ(くしょん)-駆逐艦 初雪

タミヤの『1/700 WATER LINE SERIES 日本駆逐艦 初雪(はつゆき)』です。

たくさんシリーズの製品が陳列されていたのと、値段を見てこれにしました。

そのなかでも艦これのキャラがかわいかったから初雪...です...

どうでもいいですが日本駆逐艦の英名

"JAPANESE NAVY DESTROYER"がかっこいいですね。

ここではキットを組み立てながら気付いたことをつらつらと書いていきます。


①組立編(2014/03/03)

まずパッケージを開けると説明書が2枚出てくるので驚きます。

1枚は日本語で、もう1枚が英語の説明書です。たまにお城のプラモデルなんかで上手に翻訳できてなくて・・・なんてものもありますが、こちらはしっかり組立図解の注記まで翻訳されています。

ほかに4言語で書かれた取り扱いに関しての注意書きが1枚入っています。

箱には袋が2つ入っています。1つは艦体のランナー、もう1つは武器のランナーです。

素組みすると艦体のランナーのみで完結します。あとはその戦艦にあわせて武器を装備していくようです。武器のランナーは嫌でも余るので結果として他の戦艦も買ってしまうことになりそうです。

右のランナーに入っている水色の紙はデカールシートです。日章旗のほかに落成当時に艦体に書かれていた戦艦名のデカールが入っています。実は初雪を買った理由はそこでもあり、『キユツハ』と側面に大きく書かれているのがカッコよく見えました。残念ながら開戦時には消されてしまっていたようです。

戦艦とはいえ1/700ともなると艦体は20cmもありません。パーツは飛ばさないように小皿などに入れておきましょう。たださなたんはこの小皿ごと飛ばしましたので。

『⑤機銃塔のくみたて』では説明がありませんが、この機銃塔には向きがありますので注意です。見てから組み立てないと向きがおかしくなります。でも機銃ってことは360度向けてもおかしくないから良いのでしょうか。

『⑦アンテナのくみたて』が最難関です。説明書の44番パーツに脚を固定するスペースが見当たりません。さなたんは先に艦体に脚を接着してから40と43を組み合わせた上のパーツを脚に固定しました。

オリジナルのガム...ではなくウエイトの包み紙です。ウエイトは艦底部に接着します。

長さと大きさはGREENMAXの20m車用の長いウエイトとそんなに変わりません。

戦艦プラモデルが食玩になるところでした...

まだ塗装等はしていませんがとりあえず素組みの完成形です。

見た目の割にここまで2時間弱でできるので暇なときにパパっと組み立てることができそうです。こうなるとこれからもちまちま集めていくことでしょう。

後ろには1/150の20m車両の東武634系を並べてあります。ちなみに初雪は水線長115.3mです。1/700とはいえ大きいのがよくわかりますね。


②塗装編(2014/03/09)

組み立てが終わったら次は塗装です。

塗装には普段通りプラモデル用塗料を使うことができます。さなたんはクレオスの『Mr.カラースプレー№32 軍艦色(2)横須賀海軍工廠標準色』を使いました。説明書のいう「青みがかった灰色」です。

箱を見るともっと煙突とか浮き輪とか様々な所に色が差されていますが、このグレーだけでも充分見映えが良いし(めんどくさいので)やめました。

ここでやっと艦底の赤色のパーツにウエイトを接着し、艦体と接着します。ウエイトのせいか元々なのかわかりませんが、うちの初雪は真ん中のあたりが浮きました。コレじゃ浸水しまくりでしょうかね(笑)

艦底もできれば塗装したいような気もしますが、面倒だったのでやめました。


③装飾編

買ったキッカケにもなった『キユツハ』の表記を艦体の側面に貼ります。

デカールシートになっていますが、結構古い製品のハズなのにそこらのGREENMAXとかのより全然破けにくくてイージーに転写することができます。

ただこの『キユツハ』表記ですが、説明書の記載によると開戦後は消されてしまったようです。こんなにデカデカと表記が書いてあったら敵の兵隊たちに捕捉されてオワリなのでしょうかね。

簡単なデカールの寄せ集めですが最難関がこの旗です。

まず、ふちを台紙ごと切り取ります。それからそれをポールを中心に半分に折って旗にしなければいけないのですが、どう頑張っても中心線を取るのが難しいのです。やっぱりさなたんも中心線から旗が破けてオジャンに。

結果どこの国の戦艦かわからなくなったという。

完成ですぞ。提督様

初雪は艦これではひきこもりキャラ。実際は嵐で艦首を失ったものの、沈没をまぬがれることができ、後に第一線に復帰することができたそうです。

というわけで青い洋服の上に乗せてみました。薄い緑のバックも相まってカッコよく見えるでしょうか。ピントが甘いからダメですか、そうですか。

またこの洋服の上に新たな戦艦を乗せてニヤニヤしたいところです。また作りましょうかね。やっと島風でたところですしそれにしましょうかね。


 というわけではじめての戦艦プラモデル、タミヤの『1/700 WATER LINE SERIES 日本駆逐艦 初雪(はつゆき)』でした。説明書には簡単に遍歴も書かれていて、たとえただの工作派思考のミーハーでも楽しく組み立てることができるのでおすすめできます。

みなさんも1度いかがでしょうか。


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