前のを見返すとまだ島風すら出てなかったようで。この1年早かったなあと。
さて、第2弾は航空母艦の赤城です。
大日本帝国海軍の最大級の航空母艦として帝国海軍を牽引しました。
諸説あるようですが、最期は武器の入れ替え中を襲われたんだとか。軍人にとっては長らく生活をしていた場所であり、仲間も多く失ってきたはずですから轟沈する瞬間は悲しかったことでしょう。
史実もあやふやですし、さなえファインテックで悲しい話をするのもお門違いのような気がしますから早く製作記に移りましょう。
今回も組み立てながら気になったところをツラツラと書いていきます。
ちなみに上の画像で気付けば一人前です。全部『あかぎ』です。
開けてみた様子です。真ん中には初雪がいます。
縮尺は同じ1/700のWATER LINE SERIESですから赤城が相当大きいのがわかります。
先日知ったのですがこのWATER LINE SERIESって艦艇模型の共通規格なんですね。
初雪は確かタミヤでしたし、この赤城はハセガワだし、作らずにおいてある護衛艦ひゅうがはアオシマです。考えてみれば全部静岡のメーカーじゃないっすか。
気になったのはこの26番のパーツ。
のちにアンテナを設置する台座になるのですが、説明書では(反対側にも接着します)の反対側の位置が指定されていません。下は現物の反対側とされる部分。円形の砲塔の横に設置できそうな長方形の突起がちょこんと出ています。パッケージの写真を見るにココで問題ないようです。こういうときパッケージって便利ですね。必ずしも全景が写っていますから。
GREENMAXも前の写真入りの箱のほうが好きでしたよ。
組立において気になったのはこの辺りだけかなと。
あとは説明書通りに組み立てれば問題ないでしょう。
ここまで大きなカラダをしてらっしゃる赤城さんですから、塗装は相当大変です。
大きい割に小さい塗り分けがたくさんあるので全部スプレーでやろうとするとマスキングで死にます。
細かい塗り分けの前にまずは全体色から。
本体は前と同じMr.カラースプレーの軍艦色(2)横須賀海軍工廠色。空母の肝である甲板には似た色合いのGMカラーの西武トニーベージュを吹きました。甲板用のスプレーを用意するの忘れていてダメ元で家にあったトニーベージュを吹いたのですがコレが良い感じになりまして。
説明書にはこの様に艦載機も含む塗り分け図が細かく描かれています。
コレを見ても難しそうなのがよくわかりますね。本体はまだしも艦載機なんて数cm程度なので特に難易度が高そうです。(実をいうと艦載機は未だに作ってません)
塗り分け通りに白線を引きました。
甲板には塗り分け線に結構濃い目なモールドがあって、筆塗りであればそう失敗もなくできると思います。ここではガンダムマーカーのガンダムホワイトで慎重に塗りました。
そしてココで気になることが1つ。
艦これ情報しかありませんが、甲板の後端部分って紅白のシマシマじゃなかったでしたっけ?
ココばっかりはパッケージにも描かれていません。ただここは自分なりのイメージの『赤城さん』を作りたかったので紅白にしてしまいました。
もっと調査すれば良かったのですが、そこまでやるかマンだったので割り切ります。
塗り終わったところでこれまで乗っていただけだった飛行甲板を接着。また甲板上に設置するアンテナや照射灯等を設置しました。
艦載機はありませんが、非常に大きくて立派なのがよくわかります。実寸大の全長が約250mなので、1/700にしても約35cmほど。飾る場所がありませんな…。
完成ということで。
『航空母艦 赤城』でした。数日に分けて計4時間程度、塗装が1番時間がかかりました。
ただそんなに難しいわけではないので、前から工作をかじっている人なら
手軽にできると思います。皆様もいかがでしょうか。
艦(艇模型)コレ(クション)第2弾、いかがでしたでしょうか。
もうすでに第3弾の制作艦艇は決定していますので制作を気長におまちください。