-「それっぽい」から始まるさなえファインテック車輛製造部のパイオニア
いつかの鉄道コレクションを手に入れたのは良かったのですが使い道が無かったので京急の旧型車っぽくしてしまおう!という思いつきで作りました。
たぶん自分で塗り替えて京急を作ったのはこの200形車両が初めてだったと思います。
200形200型(Mc201-Tc202)
種車はMcが大井川鉄道、Tcが豊橋鉄道だったと思います。
まだ何も知識がない中ヤマダ電機でなんとなく買ったタミヤのビン塗料と筆セットでベットベトに塗りたくりました。ただクリアコートの知識は何故かあったようで、100円ショップ「キャン・ドゥ」のクリアコートを吹き付けてあります。当然モデル用ではないので厚ぼったくテッカテカになってしまっていますが、極力京急に近づけようと努力した痕跡は随所に見られます。今となっては懐かしい存在かもしれません。
ちなみに晩年はシングルアームパンタ+IGBT-VVVF+SIV+冷房という豪華仕様なツリカケ電車でした。現在は部品を取られて大切に工場ガレージで保管されています。
そのうち記念車両として保存のためにリニューアルを計画しています。
200形600型(Tc618)
200型が完成してからしばらくしてまた入手する機会があり、今度は富山地鉄のクハが出ました。
ブルーのボディに白のラインとなると「ブルースカイトレイン」にしか見えなくなってきていたので元々あったテールランプを撤去の上、ステッカーだけで京急の車両に見せる改造をしました。顔に関しては京成車両用のスカートのおかげで地方私鉄感が増したような気がしますがまあいい、ということで。
運用としては200形200型に増結する形で、いわゆる特別車両として急行電車などに活躍しました。現在は部品を取られて廃車となっています。さなえファインテックでは珍しく、ボディすら現存しません。
ちなみに、先日浜西電鉄に譲渡した3850系はこれと同じ時期に導入していました。